息子が熱性けいれんを起こした話

1歳2ヶ月の息子が熱性痙攣(ねっせいけいれん)を起こしました。

4番目の末っ子ですが、上のお姉ちゃん、お兄ちゃん達も痙攣を起こした事もなければ、私たち夫婦も、その兄弟も、親も、経験した人はいません。

息子は殆ど10日間、熱が続いた状態でした。


けいれんを起こしたのは8日目の夜、

泣いて起きたので、いつものように抱いて背中をトントンしてあやしていると、


突然、全身がピーン!!

と硬直して、叫ぶように泣きました。


その瞬間から、目は殆ど白目になり(目の玉は上を向いている)、定期的に手足を動かす息子。次第に口から泡が吹いてくる。

最悪の事態も想像しました。

でも思い出したんです。


2年前にピアノの調律師さんが、ご自身の息子さんが熱性けいれんになった時の事を話してくれていたんです。


「もし、こういう事態になっても、落ち着いて対処してあげてください」

という言葉をかけてくれていました。

けいれんは5分ほど続きました。


けいれんが治って、急いで救急へ行きました。

運転しながら、泣く息子に、ひたすら「ゆりかごのうた」の子守唄をずーっと歌い続けました。

24時間以内に再発しなければ、まず大丈夫だ」という医師からの言葉を聞いて帰りました。

それからは、予定していた学校の授業をお休みさせて頂き、ほぼ毎日配信していたライブ演奏も【しばらくお休み】をアナウンスさせて頂きました。

独身時代は、熱が出ようが這ってでも出勤していた私。

今は自分の中で、何を一番大切にすべきか、順位が変わった。

結局、息子は【突発性発疹】でした。一歳頃の赤ちゃんの殆どの子がかかる病気です。

今、息子は熱も下がり回復に向かっています。

どうか健康でいてほしい。

いつも沢山笑っていて欲しい。

それだけが親としての願いだし、一番の幸せだと思っている。

それ以上は何も望んでない。


心から愛しい存在。


レッスン生に甘える末っ子

沢山の笑顔を見せてちょうだい。

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この記事を書いた人

ピアニストユリ
岡山県倉敷在住のピアニスト
ロシア国立サンクト・ペテルブルク音楽院卒
4人のママ
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