紅茶はミルクで。

音楽療法士の友達と数年ぶりに会いました。

学会で、今日東京に着いたようです。

岡山県民のゆ~っくり、のほほんとしたペースで会話をして来ました。

私たちの、この空間だけは岡山だね よっ♫ももたろさん。

例えばパーキンソン病の患者さんに、音楽がどのように活かせられるか。

日本人には2拍子、4拍子、逆にアメリカ人の場合ジャズの方が昔の記憶がよみがえりやすいとか。

人によって同じ音楽でも、その人にとっては感じ方が違うわけで。

80歳のお婆ちゃんでもエグザイルが好きって方もいらっしゃるようで 私より進んでるっ!!

私、一つ悩み事があったんです。

今、東北では震災で被害にあった人達が沢山いますでしょ。

ピアニストとして、何が出来るだろう。

震災後、一体どんな曲を演奏してよいのか、福島に行って演奏した方が良いのか、どんな感じで出ていけば良いのか。

逆にそれがかえって彼らの心を傷つけてしまうのではないか・・。

結局ピアニストなのに音楽を活かした事は、何も出来ませんでした。

今日、彼女は私の話を聞いて、こう言ったんです。

「話を聞いてあげる、そこから始めるべきじゃないかしら」

そうよね。

こんな時、音楽家だから、公務員だから、とか、そんなんじゃないよね。

まず、人として接しよう。

そう思いました。

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この記事を書いた人

ピアニストユリ
岡山県倉敷在住のピアニスト
ロシア国立サンクト・ペテルブルク音楽院卒
4人のママ
出演依頼、レッスン等、HPお問い合わせページからお願い致します

コメント

コメント一覧 (19件)

  • こんばんは

    先日は、ありがとうございました。

    お祝いのコメント、とても嬉しかったです。

    ふとこちらを覗いてみたらとても心に引っかかるキーワードが散らばっていて、おもわずコメントしたくなってしまいました。

    私も衣食住から外れたところにある音楽を生業にしていることに、度々葛藤があります。

    だけど、「それ」は何も状況は変えられないのに、確かに誰かを笑顔にする力を持っていて、涙を流すことを許してくれる優しさがあって。

    自分がどんな音を出せるかは、実はどんな言葉を引き出せるかなのかな、なんて思いました。

    お二人の会話を横で聞いていたかったな。

    毎日暑いですが、おいしいもの食べて元気にお過ごしください。

  • 暑い

    ゆりたんこんばんわ。

    率直に伊庭俺は何も出来ません。

    何も出来ないというより

    俺は俺がすべきことをすること

    それを全うする事が先決やと思うのです。

    ゆりたんは被災地へ訪れることが出来ます。

    そこで演奏出来るでしょう。

    触れ合うことも出来るでしょう。

    でもそこで何かしようとするのではなく

    自分がすべきことを全うして

    その余暇…余裕がある時に

    思ったことをすればいいと思うのです。

    ゆりたんの笑顔があれば

    それだけで何か伝わるものがあるんじゃないでしょうか。

    ゆりたんの奏でる音で何かを伝えられるのではないでしょうか。

    何かをしたくても出来ない人間、

    何かをどうしたら分からない人間、

    被災した人間、

    そうでない人間、

    責める人間に責められる人間、

    何も感じない人間、

    そして今を生きている人間…

    いろんな人が居ます。

    立場も名誉も性別も見た目も年齢も…

    それでも生きてます。

    ゆりたんが何かを感じられたのだとしたら

    それを行うべきやと思います。

    手伝えることがあるなら

    ゆりたんの迷惑にならないように

    手伝います。

    俺は…愛すべき全ての人に

    思いを送り続けます。

    Блаженны кольцо из цветов и солнечная улыбка

  • 福島に行く….のならば

    被災地でのコンサートの機会があれば….。

    福島では大切な楽器や楽譜だけではなく、住む家や、かけがえの無い家族まで失ったお客さんも少なく無いでしょう。

    そういう方と連弾したり、レッスンしてあげたりする「ひととき」を挟むと良いのじゃないですか?

    「話を聞く」から一歩進め、「時間を共有」すれば良いのかも….

  • 悩むことだけでもいいと思います。

    人によって音楽の感じ方が違う・・・

    ホントそうですよね。

    Yuriさんの音楽も人によって、

    色んな世界を繰り広げてるんでしょうね(*´ω`*)

    後半の部分は私も考えさせられました。

    やはり自分で何かを表現されてる方は、

    今回の震災で色々悩まれてるんですね。

    でも、それでいいと思います。

    震災を忘れない、忘れちゃいけないって気持ちが

    まず大事なのですから・・・。

  • こんばんわ

    はじめは広い視野を持って

    そして自分にしかできないことを

    見出していくのもいいかもしれませんね(o^-^o)

  • そうだね

    悩ましいね

    未曾有の災害に会われた方に対して

    心情を察するのはとても難しい

    かける言葉も見つからない

    でもね、だからかもね

    yuriさん、Maikoさんの様に

    奏でられる人が必要なのですよ

    音楽って、心に直接響くものですから

    きっと伝わっています。

    御自身が思う以上に。

    でわでわ

  • 紅茶は

    レモン派です(^_^;)。

    震災地への思いは、強く願っていれば

    いつか叶うと思います。何かの形で。

    気持ちがそちらへ向いていれば、必ず繋がっているはずだから☆

  • ボランティア

    先日福島に友人がボランティアに行ってきました。なにをしたかといえば、ひまわりの種を植えたり、お年寄りの話し相手をしたりとそのようなことだったようです。

    ピアニストだから、何何だからではなく、人としていってなにかできることをする、というのが大切なようです。

    もちろん被災地でコンサートなどできればいいとは思うのですが、今までみたいに旅行に行って、お金をつかったり、現地の人と話したり、そういったことも、立派なボランティアです。

    自分は色々な関係で、実際に現地にはいけないけど、募金だけはしました(自分のできる範囲内なので、小額ですが・・・)

    あまり悩まず、旅行に行ったり、ライブしたり、ニコ生したり、これまでのことをそのまましていってほしいと思います。

    実際に被災された方でもニコ生みて、癒されている人もいるかもしれないし。

    とりとめのない文章で、すいませんでした。とにかく、YuriさんはYuriさんらしくあればいいんだと思います。

  • 私はレモン飲んだ

    初コメントです。

    久しぶりに会えて嬉しかったO(≧∇≦)o

    約3時間、岡山弁で(笑)いろいろ話したけど、私にとっても勉強になりました

    話足りなかったことをこの場を借りて。

    被災地の方に対して、音楽家としてできること・したいことってたくさんあると思う。

    ただし、「音楽に被災地の方を当てはめる」ことにならないように。

    これは、音楽療法士であってもピアニストであっても同じことだと感じる。

    私は病院で音楽療法をしてるけど、病気を発症したばかりでオペや投薬治療を繰り返す患者さんが多い病院なので、中には病前好きだった音楽も受け入れられない状態にある患者さんもたくさんいるの。

    中には、子供もいて働き盛りなのに仕事復帰が不可能になってしまった患者さんもいた。

    そのような患者さんに何ができるか。その患者さんのニーズは何なのか。

    この視点は、被災地の方に対しても共通する部分があるんじゃないかな。

    だからこそ、ゆりちゃんが悩む気持ちはよく分かるなぁ~。

    でも、無理しなくて良いんだよ。

    迷いがあるうちは、きっと奏でる音楽にもそれが表れちゃうから。

  • ムフフ

        ∧_∧

    ゜+ (´・ω) ゜+ ゜

       ( つ(\

     (\ノ(_)⌒ ⌒ヽ

      ) ____ ・_つ

     (/+   (/

    ゜+゜+・゜   ( ヽ ⊂⊃

    +゜・ ⌒ヽ (   )

    ◀▉▶◀ 。o○  Que Sera Sera  .。.:* です

    http://bit.ly/odtTzx

    ʅ( ՞ਊ՞)ʃ 神様は、ぜったい乗り越えられる試練しかあたえない☆゜+。Y⌒Y⌒Y。+゜☆ これが基本らしいですよ

  • Maikoさんへ

    Maikoさん、コメントをありがとうございます!

    音楽って不思議な力を持っていますよね。

    また音楽によって、聴いている人によって、脳の中の刺激する部分も違うようです。

    私は医学の事はさっぱり分かりませんが、音楽も医学的に繋がっている事、精神に新しい動きをかける力がある事。

    本当に不思議な力を持っているんだなぁって思いました。

    もうすぐ、また共演させて頂けます事、とってもとっても楽しみにしています♪

  • きんつばさんへ

    笑顔。

    笑顔って大きな力を持っていますよね。

    「話を聞く」「笑顔」って当たり前なことだけど、大切な事なんでしょうね。

  • 立ち見Aさんへ

    「話を聞く」から始め、「時間を共有」すれば良い。

    私もそう思います。

    人として、それから自分にできる事をやっていきたいと思いました。

  • Unknown

    ゆりさんこんにちは

     いつもニコ動でステキな演奏を楽しませていただいています、ありがとうございます。

     辛い体験をされた方々には、まず黙って寄り添うことから始めてはと思います。

     自分の存在が丸ごと受容されている、自分の痛みに、無関心ではいられない人がそばにいてくれる、そう感じることができれば、その人は今日1日を生きられると思います。

     人を絶望に追いやる最大のものは、実は貧困や病苦ではなくて、「自分はだれからも必要とされてない」と感じることだと、マザー・テレサも言っていますよね。

     音楽は言葉よりも深いところで人と人とが共感しあえる素晴らしいツールだと思うので、黙って静かな美しい曲をピアノで弾いてあげるだけでも十分ゆりさんの優しい気持ちは伝わると思いますよ。

     いろんな受け取り方をされることを恐れに……

  • コメントありがとうございました。

    ころっそ(仮)さんへ

    そうですね。

    私の演奏も人によっては感じ方が違いますよね。

    「心地よい」と思う人もいれば「つまらない」と思う方もいる。

    震災があった事実を忘れちゃいけないって気持ち、これで良いのですね。

    戦争と同じようなものですね。

    辛い事実だけれど、その事実があったと言うことを忘れない。それが大切なのですね。

    かがやんさんへ

    広い視野を持つ。

    まさにそうだと思います。

    それから自分が出来ることをやっていきたいな。

  • コメントありがとうございました。

    春野熊さんへ

    そうなのです、親切で、心を込めてしている行為が、逆に相手を傷つけるかもしれませんから。

    音楽が、それを手助けしてくれるかもしれませんね。

    演奏し続ける意味はあるのかもしれませんね。

    ムーミンさんへ

    レモン派ですは。

    暑い日はレモンが良いですね。

    「気持ちがそちらへ向いていれば、必ず繋がっている」

    素敵な言葉を頂きました。

    信じていきたいと思います。

  • コメントありがとうございました。

    はぷちさんへ

    ひまわりの種を植えたり、お年寄りの話し相手をしたり、そういう事が、私もとても大切だと思います。

    音楽も同じ。

    でも私たち演奏家が、いきなり被災地に行って、演奏して、自己満足して帰ってくる。

    これを恐れます。

    やっぱり、まず「人として」から入るべきなのでしょうね。

    ひかりちゃんへ

    なんと、初コメントをありがとう。

    まさか私のブログを知っていたなんて思ってもいませんでした。

    あぁ、日記読まれていたのかぁ(笑)

    ありがとう、とっても嬉しいです。

    またコメントしてね☆

    本当に数年ぶりに会えて嬉しかった。

    楽しかったし、いろいろ勉強になりました。

    本当にありがとう!

    また会える日が楽しみです。

  • コメントありがとうございました。

    だいすけ✿ฺฺ(◡‿◡ฺ*)*❤さんへ

    イルカさん、かわいい~♫

    学びながら進んでいこうと思います。

    またこれからも宜しくお願いします。

    Endpinさんへ

    Endpinさん、素敵なコメントをありがとうございました。

    「いろんな受け取り方をされることを恐れずに……」

    そのお言葉、とっても嬉しいです。

    私、演奏し続けても良いのですね。

    実は私もマザー・テレサが大好きで、彼女の一つ一つの言葉が心に響きます。

    「まず黙って寄り添うことから」始めたいと思います。

    ありがとうございました!

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